プロフィール

澁谷邦男 Kunio SHIBUYA 


自己紹介: 生年月日: 1940年8月28日
出身地: 東京都世田谷区

専門: 工業デザイン研究、地域デザイン史研究

 小学生の頃、神田の交通博物館で行われた鉄道模型工作教室に参加して、実物の再現より形の新たな創造が高く評価され、目からうろこ。

 千葉大学工学部工業意匠学科でデザインを学び、日産自動車で初代ローレルなどデザインを担当。その後テクネデザインを仲間と横浜に設立して大型トラックや各種機器、家電などのデザインを行いました。

 同時期に東海大学教養学部芸術学科で教育研究の世界へ。

1984年、神奈川から北海道に活動のベースを移し、地域のデザイン振興、景観デザインがテーマに加わり、近年は地域デザイン史の調査研究、執筆活動が仕事が中心になっています。

 北海道東海大学芸術工学部長、同大学大学院研究科委員長、札幌市立高等専門学校校長を歴任。

 現在、東海大学名誉教授 日本デザイン学会名誉会員 芸術工学会名誉会員 JIDA名誉会員、北のデザイン研究所主宰。

 写真は、デザインしたローレルC30(1968)。思い出深い東海大学旧旭川キャンパス研究館入口にて。  2021年10月撮影。

 

 

著書論文など:

著書

精緻の構造 日本のインダストリアルデザイン(共著) 1983 六曜社

商品デザイン発想法 1999 東京美術

北風景の中で 2002 私家版   

北風景東風景 2006 私家版

旭川デザイン史(共著) 2010   ADA   

日本•地域•デザイン史Ⅰ(共著) 2013 美学出版

日本•地域•デザイン史Ⅱ(共著) 2016 美学出版

日本地域デザイン史はものづくり「知」の宝庫 2021 美学出版

1950-60年代にデザインを学んだ私たちー千葉大学デザイン教育編 2024 北のデザイン研究所

 

記事

クルマ界歴史の証人 澁谷邦男 2021 雑誌「ベストカー」講談社ビーシー 講談社

                                                                他

論文

工業製品における視覚的形態の調査分析 1971 JIDA研究集録4

Traffic Safty in Residential Area1981 ICSID/HCID'81

デザインテーマとしての交通の安全 1982 東海大学紀要 13号

Modern Product Design in Japan 1986 Copenhagen Univ.

                           他

口頭発表

地域デザイン史編纂の意義と多様性 2015 芸術工学会誌 No.69

地域デザイン史編纂の方法 2016 芸術工学会誌 No.72

地域における近代デザイン発生の状況 2017芸術工学会誌 No.75

地域における近代デザイン展開期の状況 2018芸術工学会誌 No.77 

                          

作品

乗用車 ニッサン150 プレジデント(Exterior Parts )1965

乗用車 ニッサンC30 ローレル 1968

中型トラック CM90  日産ディーゼル工業㈱ 1973

大型クレーンキャリア KG51 日産ディーゼル工業㈱ 1978

大型トラック K-CW 日産ディーゼル工業㈱ 1979

旭川市国道4条通 ストリートファニチャー 

スタッドレスタイヤ ガリットシリーズ 東洋ゴム工業

                        他

主な社会活動

専門誌 JIDA「インダストリアルデザイン」編集委員長 

神奈川県デザイン協会 理事

ICSIDインターデザイン•ハンガリー   チームリーダー

日本デザイン学会 理事

北海道 北の生活デザインコンペティション審査委員長

旭川市都市景観委員会 委員長

グッドデザイン賞 (Gマーク) 審査委員

通産省大規模小売店鋪審議会特別委員

北海道文化審議委員

旭川国際家具デザインコンペティション(IFDA)審査委員

北海道デザインディレクター

日本インテリア学会 理事 北海道支部長

芸術工学会 理事 副会長

旭川デザイン協議会 会長

札幌市国際デザイン賞 審査委員長

札幌市にデザイン振興「札幌スタイル」を提唱、同実行委員長

文部科学省知的クラスター創成 ユーザビリティプロジェクト長

 

                                                                                    他